ベトナムはフルーツが豊富に採れることで有名です。代表的な果物として、例えば、マンゴー(Xoài)、ライチ(Vải)、パイナップル(Thơm)、ドリアン(Sầu riêng)、アボカド(BƠ)、マンゴスチン(Măng cụt)、ココナッツ(Dừa)などが挙げられ、いつも安い値段で食べることができます。
これは「Thanh long(タンロン)」
日本ではドラゴンフルーツという名前の果物です。日本ではあまりお目にかかることの少ないこのフルーツ、食べたことがなければどんな味か全く想像つかないと思いますが、水分が多くすっきりとした甘さです。
主な成分は、水分、ビタミンB群、ビタミンC、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、食物繊維などが含まれます。その中でも、カリウムは他の果物よりも多く含まれ夏バテの改善、高血圧の予防、改善にも効果があるようです。また、食物繊維が多いのも特徴でバナナの約65倍とされ、腸内の悪玉菌を減少させ、有害物質を体外に排出させる効果が期待されます。赤い色素には、ポリフェノールの一種が含まれており、細胞のがん化防止効果もあるようです。
ベトナムでは他にもたくさんのフルーツを食べる機会がありますが、「Thanh long(タンロン)」は「みんな大好きな」フルーツのひとつとして果物ベトナム代表に推薦します!
余談ですが、ホーチミン市から約4時間の南中部沿岸のファンティエットのタンロン栽培畑はまさに圧巻。一見の価値アリです。